スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フォーラム・現代東アジア研究

logo

 「フォーラム・現代東アジア研究」設立趣意

 日本を巡る状況は時々刻々と変化している。隣国中国の経済・軍事大国化、不安定なままの朝鮮半島、そして混迷を深めるばかりの我が国の政治・社会情勢。戦後60年を経て経済的繁栄を遂げたはずの日本社会は、これから本当の意味での成熟を迎えるはずだった。しかし、現状はむしろ逆で、不安定雇用、格差社会化、地縁血縁関係の断絶等、個々人は分離割拠し、社会の有機的なつながりである国民的統合や中間的共同体は失われ、新しい中世的混沌の中に放り込まれようとしている。

 この得も言えぬ国内外の不安を生きざるを得ないのが、我々の今であり未来なのかもしれない。日本と東アジア諸国は、互いの不信、不安から生起する領土問題、経済覇権競争などで牽制、角逐を繰り返しながら、一歩一歩時間を進めていくことだろう。東アジアは友好的ではない敵対的な共存の道を歩むのである。嗚呼、やんぬるかな……。

 なぁんて言っていても仕方ないので、ともかく「東アジア」に関する有識者をお呼びして、毎月一回勉強会を開こうというのが、会の趣旨といったところです。批判も批評も、やっぱり状況や事実を正確に認識してからしか始まらない。まあ、ともかく勉強いたしましょう、ということです。

 戦前、大陸浪人と呼ばれる連中がいたけれど、今現在の大陸浪人は当時の数万倍は存在する。日本国内にも東アジアの浪人というか、出稼ぎの人や移民たちが数多来ている。中には不良化する人らもいるけれど、真面目に生きている圧倒的多数の彼らとは共存共栄できるはず。というか、今もう既にそうなっているわけで、東アジアの未来はいろんな困難はあるだろうけど、長い歴史の総体として見ればとっても明るいはずだ。

 艱難あれど、それでもなお、楽観的に生き、そしてニヒリスティックに現況を見極めていくのが、「フォーラム・現代東アジア研究」でありたい、そういうことでありますね。

(主催 小野登志郎・ノンフィクションライター)
スポンサーサイト
最新記事
お申し込み・お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。